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2014年11月22日土曜日

街角経済4 造幣局を訪れてマネーストックを考える --今の日本は流動性の罠の真っ最中?

当企画「街角経済」は、家に引き篭もってばかりいてはいけないということで、「街ナカに出て経済を感じよう」という企画です。

今回は、近所にある独立行政法人造幣局を訪れて、貨幣について考えてみました。ちなみに、昔は大蔵省造幣局だったような気がしますが、いつの間にか独立行政法人になっています。

正門前です

バングラディッシュの記念貨幣。海外から初めて受注したようです。
へぇ~、すごいな。

こちらは博物館。面白そうですね、
さてさて、では現在の日本のマネタリーベースとマネーストックについて考えてみましょう。
今回の話題は、貨幣を作る造幣局とは直接関係はありませんが、アベノミクスの重要な政策なのでその話をしたいと思います。ただ、内容の質は低いです。^^;

各国の中央銀行は通貨を発行しその供給量をコントロールしていますが、その目的の一つは急激なインフレ、物価上昇をコントロールすることにあります。
日本銀行は市場の通貨供給量をコントロールするために、昔は公定歩合の上げ下げを行っていましたが、現在は主に公開市場公開で市場の国債を売り買いすることによって通貨を流したり引き取ったりしています。買いオペは国債を買い取ることにより、市場には円が流れ金融緩和されます。主にデフレの時の政策で通貨量が増えるとお金の取引が活発化され経済が活性化します。売りオペは国債を売ることにより通貨を回収し、金融引き締めします。これによりお金が流れなくなり、インフレは終息するようになります。

さて、アベノミクスにおいては3つの政策があり、一つ目がこの金融政策、二つ目が財政政策、三つ目が成長戦略となっています。すでに1,2つは実施されていますね。

ちょっと古いマクロ経済学(マンデル=フレミング・モデル)では、変動相場制で資本移動が自由な場合(日本もそう)、自国通貨高を招き輸入の増加により効果が相殺されると言われています。一方、金融政策は効果があると言われています。今回は、1,2の政策でインフレが誘発されデフレから脱却されて、ある程度の効果があったと言われています。が、株価の上昇等は政策の期待感だけで終わって、実際の効果はないとも言われています。実際、インフレが起きたと言われていますが、消費者物価指数(CPI)も食料品とやエネルギーを除いたコアコアCPIは上がっていない状況でもあります。結局、消費者物価指数が上がった理由は原発を止めて高いエネルギーを輸入しただけで、アベノミクスの効果ではないとも言われています。

実際のところ、日本は規制が多く閉塞感があり、3番目の規制緩和による成長を促さないと長期的な反映は難しいように思えます。

今回は、1の政策により、日本銀行は世界ではありえないくらいの国債引受をしておりリスクが高まっています。また、2番めの政策で日本の財政が悪化して世界の信任を失い国債が売られ始めると、財政運営も難しくなります。さらに、日本銀行のバランスシートも悪化することになります。かなりキツイ状況ですね。

アベノミクスでは3番目の規制緩和も中途半端にしていますし、さらに消費税も先送りしていますので、日本の先行きは長中期的に暗いと言わざるを得ません。

14年感ほど投資をしてきていまして、バブルは必ず弾けることを経験しました。米国の住宅バブルはかなり前から指摘されていて、それを新しい証券化で夢の様な話でごまかしていましたが、やはりきちんと弾けました。世の中にはフリーランチはなく、誰かが得をしたら、どこかで割を食らうところが出てきます。

日本の財政政策による金余りの反映は必ずどこかでひずみが出てきて、今回は時間軸の後ろの方の若い人にお鉢が回るのではないでしょうか?
かつての英国のように過剰な国債発行は次の世代が不利益を被っております。日本もほぼ必ずそうなると思いますが、このような現象は歴史上繰り返されており、民主主義・資本主義の欠点なのかもしれませんね。

ちょっと話が脱線して財政政策の方になってしまいました。
金融政策ではさきほど話したように日本銀行はマネタリーベースを加減できますが、マネーストックは簡単ではありません。通貨は純粋に供給された量に対して、さらに市場の信用を踏まえて融資などが行われ、数倍の通貨が流通します。これをマネーストック(マネーサプライ)といい、マネタリーベースに対してマネーストックの倍率を貨幣乗数といいます。市場がバブル時のように加熱していると融資が過剰に行われて貨幣乗数が上昇します。反対に、世の中の信用が失われると融資も減らされて急速に通貨供給量が縮むことがあります。バブル崩壊時には通常の通貨供給以上に市場が縮むのはこの信用崩壊によるものなのですね。
現状は、アベノミクスの世界的にも例を見ない金融政策と、国の財政政策による公共事業の増加による期待感で何とかもっているような気がします。この期待が裏切られて縮むときは大きな影響が出るでしょうね。

ではでは、暗い話はこれまでにして、造幣局を離れたあと、ひとっ走りしてきた話を。

近くには都電荒川線が通っています
造幣局から都電荒川線を渡ります。
走って護国寺に来ました
だいたい、10分ほど走ると護国寺につきます。東京メトロ有楽町線の護国寺駅がありますね。
いい天気。山門が立派

本堂もいい感じ
で、御朱印をいただきに事務所に。
御朱印を頂くために待っていたら、お茶を頂きました。気遣い素晴らしい。
護るの文字が。これからも日本国を護って下さいませ。
御朱印
きれいな字で書いていただきました。




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