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2015年元旦、初めての投稿になります。一年の計は元旦にあり!これを期にあなたも「家計簿」をつけてみませんか?
これまで数回に渡って、家計簿についてのお話をしてきました。
家計簿をつけることによって見えてくる我が家の財務状況、そしてそこから考える戦略・戦術について、実例を示しながら説明していきたいと思います。また、合わせて実践するときに悩まれる証券会社の選び方、さらにローンがありながらも投資をすべきか?という命題についてもご説明します。
前回まで6回は、ストックの話をしてきました。貸借対照表、バランスシートの話です。
今回からはいよいよフローの話をします。やっと家計簿っぽくなってきますね。
みなさんがイメージする家計簿はお小遣い帳のようなものをイメージされる方が多いと思います。
画像↓
http://img.allabout.co.jp/gm/article/11873/0602.jpg
しかしながら、「家計簿をつけるということ」はただ記録をするためにやっているわけではありません。ここではまず「目的」をはっきりさせましょう!
【目的の設定 --そもそもあんたは何がしたいんだ!】
家計簿をつける目的はいろいろあると思います。
- 支出を把握したい ⇒ その後に何かやりたいことがあるか?
- 節約をしたい ⇒ 節約は手段で目的ではないです!
- 電気代や水道代を知りたい ⇒ データを取るのは重要だけど、やっぱり何をしたい?
- 旦那のお小遣いを適正にしたい ⇒ 支出抑制も重要だけど、未来の展望がほしい!
などなど。
結局のところ、手段と目的を取り違えないようにするということが第一歩です。家計簿をつける理由が将来の家族や家計の目標に、シンプルにつなげられるようにできれば良いですね。
結局のところ、手段と目的を取り違えないようにするということが第一歩です。家計簿をつける理由が将来の家族や家計の目標に、シンプルにつなげられるようにできれば良いですね。
私の場合は、月々投資に回せるお金を把握したい → それによって将来の資産目標を確定したいというのがありました。というのも、私の家計のひとつの目標として20数年で資産を1億円にしたいというのもありましたので、逆算するためにも月に捻出できるお金のフローを把握するのは必須だったのです。で、さらに金融資産を1億円にしてどうするか?最終的な目標の一つは、こちらになります。
「ダービー!!―フットボール28都市の熱狂」 読了 --投資目標の一つが世界のダービーマッチを見て回る事なのだ!
まあ、人間目標を持つと強いので、是非シンプルで強力な目標を設定しましょう!(^o^)丿
「ダービー!!―フットボール28都市の熱狂」 読了 --投資目標の一つが世界のダービーマッチを見て回る事なのだ!
まあ、人間目標を持つと強いので、是非シンプルで強力な目標を設定しましょう!(^o^)丿
【問題点の把握 --できない要因、続かない要因はありますか?】
さて、では次に家計の問題点を明確にします。
これまで家計簿をつけようとしたけれど、途中で挫折したことがあったと思います。なぜですか?
- めんどくさくなった
- 数日休んだら続かなくなった
- つける意味がわからなくなった(笑)
等々、千差万別だと思います。まずは、しっかりと問題点を把握して、書き出してみましょう。
例えば、めんどくさいのが原因の場合は簡略化するなどの対応策が自ずと出てきます。
【課題を考える --続けるためには何が必要か?肯定的に、前向きに考える】
問題点や原因が明快になったら、次は課題抽出です。
問題点が「できない」ことを列記したのに対して、課題は今後に向けてすることを書き出します。最初にシンプルな目標を定めましたので、その目標に向けて家計簿で「やること」を書き出します。問題点が否定語だったのに対し、課題は肯定表現になります。
また、課題は、目標と現在の状況とのギャップと捉えることができます。
【解決策 --ほどよい家計簿とは】
次に解決策を設定します。家計簿で解決できることを紡ぎ出します。楽しい作業ですね。なぜなら目標という夢に向かって方策を考える作業なので。
以上のプロセスを経て、家計簿でするべきこと、その効果を考えます。
ちなみに私の場合の思考プロセスを試しに書いてみますと。
目標は、
- 定年前までに、世界のダービーマッチを見に行けるような余剰資金を用意する(「ダービー!!―フットボール28都市の熱狂」 読了 --投資目標の一つが世界のダービーマッチを見て回る事なのだ!)
- 年間100万円ほどの余剰資金がほしい
- それを不労所得で賄いたい
となります。
問題点は、
- 現在の収入について、年収がイマイチ把握できていない
- 月々の支払の質が把握てきていない
となります。
それを踏まえて課題設定をすると、
- 年収は、年単位で把握できるようにすること
- 支払いについては、大きな支出となる住宅ローン、保険、水道光熱費、遊興費のジャンルは特に把握すること
- また、ローンを50歳までに完済すること
- その後の貯蓄で10年間ほどで1億円まで持って行くこと
となりました。
以上を踏まえて、私の家計簿がどのようなものになったのか、その解決策を説明します。次回をお楽しみに。
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