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2015年1月2日金曜日

「となりの億万長者―成功を生む7つの法則」読了 --米国の億万長者の思考回路を膨大なアンケートから紐解いた良書


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当書籍は、2006年3月頃に読んだ書籍です。私はかなりの経済・投資の本を読んできましたが、この本はベスト10には入る非常に優良な書籍です。是非皆さんに読んで欲しい本です。投資をされる方、資産形成を検討されている方は是非とも読んで下さいませ!!!
ボリュームも300ページ程度ですので、無理なく読み進められます。

米国の本で、英語のタイトルは"The millionaire next door"。1995年5月から1996年1月にかけて、3000世帯にアンケートを配布し、1115件の回答を得て、分析した結果です。回答率は45%、1115件の回答のうち、385件が100万ドル以上の資産を持つ、いわゆる億万長者からの回答でした。

当書で強調されている事柄は、億万長者は派手な人ではなく、守備がうまい堅実な人である、という結果です。米国の億万長者は皆のイメージに反して、質素な人、親からの資産を頼らず一代で1億円を築きあげた人が多いとのことです。

では、詳細を見ていきましょう。章立ては、
  1. となりの億万長者を紹介しよう
  2. 倹約、倹約、倹約
  3. 時間、エネルギー、金
  4. 車であなたの価値が決まるわけではない
  5. 親の経済的援助
  6. 男女平等・家庭版
  7. ビジネス・チャンスを見つけよう
  8. 職業:億万長者対遺産相続人
となっています。

印象的な言葉をピックアップします。まずは平均的な億万長者の像。
億万長者は、収入よりもはるかに少ない金額で生活している。やすいスーツを着て国産車に乗っている。細部にわたって予算や支出計画を立てている。教育レベルは高い。子どもの教育重視。投資に熱心。過半数が遺産相続を受けていない、となっています。

第2章の、倹約、倹約、倹約の章では、次のような質問があります。
質問1 あなたの家庭では毎年予算を立て、それに従って支出していますか?
質問2 食費、衣料費、住居費にいくら使ったか把握していますか?
ほとんどの億万長者がこの質問をクリアしています。
また、家計の予算とその把握、つまり家計簿が重要になってきますね。家計簿については、当ブログでも取り上げていますので、是非参照してみてください。

第3章の時間、エネルギー、金の話。億万長者は資産を貯める一つの方法として投資をしていることが多いようですが、その中でうざい証券会社の勧誘に対してマーチンさんの「マーチン方式」を紹介しています。証券会社の営業マンに対して、「それ程に良い商品を紹介するなら、あなたの確定申告の写しと投資ポートフォリオリストを見せてください」と返す方法です。当然に、証券会社の営業マンのビジネスモデルは株を売って手数料を稼ぐことです。世の中にはこのことさえ理解せず投資をしている方が多いと思います。営業マンはあなたが儲けようが損しようが興味はありません。似たような話として、投資の雑誌も本が売れればいいというビジネスなので、あなたに良い情報を与えようなどとはこれっぽっちも思っていません。ビジネスモデルの本質(誰がどのポイントで稼いでいるのか)を理解できない人は投資はやらないほうが良いでしょう。
私は、こと投資においては、Fair Value Investment(公正価値投資)という投資方法の元、10年以上に渡りそれなりの成績で過ごせています。「ポートフォリオリスク --リスクとリターンの関係を見える化して分かる3つのこと、教訓」を参照してください。
ぜひ投資の本質を理解して、優良な資産形成をしてみてください。

第5章の親の経済援助では、「経済援助を与えれば与えるほど子供は資産を蓄えず、援助が少なければ少ないほど資産を築くようになる」と書いています。

第6章の男女平等・家庭版でも、「資産家の両親がしっかりした子供を育てる場合」として、
  1. 子供に両親が金持ちだと絶対に教えない
  2. どんなに金があろうとも、子供には倹約とけじめを教えること
  3. 子供がおとなになり、自己管理ができるようになり、きちんとして職業について安定した生活を遅れるようになるまで、親が金持ちだと気づかせてはいけばい
  4. 子供や孫に、何を遺産に与えるつもりか、なるべく話さないこと
  5. 現金や高価なものを駆け引きに使うな
  6. 巣立った子供の家庭のことには立ち入るな
  7. 子どもと競おうと思うな
  8. 子供はそれぞれ違う、独立した人間であることを忘れるな
  9. 成功をモノで計るのではなく、何を達成したかで計るように教育しよう
  10. 子供にお金よりも大切なモノがあること教えよう
第8章の職業:億万長者対遺産相続人では、「何をリスクと考えるか」で、自分で自分の運命をコントロール出来ていない時のリスク、収入源がひとつしか無いリスク、等々についてが書かれています。

最後にまとめになりますが、この本で重要な事は、この本に書かれていることは筆者の想像の著作ではなく、アンケート調査を踏まえた上での純然たる事実であるという点です。数々の投資本や自己啓発本がありますが、精神論で終わってしまっているものが多い中で、当書は事実を積み重ね、(帰納法的に)億万長者を捉えた画期的な書籍であると思います。

いつも述べていることですが、このような本が2000円程度で手に入るのはなんて幸せなんだろうと思う今日このごろです。

お時間がある方は是非手にとって見てください。

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