この記事に共感いただけたらクリックを!m(__)m
家計簿の話をしています。
家計簿をつけることによって見えてくる我が家の財務状況、そしてそこから考える戦略・戦術について、実例を示しながら説明していきたいと思います。
また、合わせて実践するときに悩まれる証券会社の選び方、さらにローンがありながらも投資をすべきか?という命題についてもご説明します。
前回、家計簿をつける目的を設定することを説明しました。その中で、目的→問題点把握→課題設定→解決策のプロセスを経ることを提案しました。
今回は、前回私の家計で設定した、目的→問題点把握→課題設定を踏まえ、どんな解決策の家計簿になったのかを紹介します。
【解決策】
まず、結論から先に申し上げますと、我が家の家計簿は、
- VISAカードWEB明細 と
- 銀行入出金明細
のみとなっています。期待された方すいません。
理由は、①直接自分でつけるのが難しかった(毎日は面倒くさすぎて無理)ことと、②総額のみを把握したかったからです。
- VISAカードのWEBサイトでWEB明細書をダウンロード
- 総額をEXCEL転記
- 水道光熱費を別途転記
- 電話代を別途転記
- 銀行のインターネットバンキングでWEB明細書をダウンロード
- 現金引き出しした総額をEXCEL転記
となっています。
それをグラフ化したのが、これ↓。総額把握にはまあまあ十分でしょ。
いくつかのデータが有り、それが何かはちょっと出せませんが、単純に棒の長さが過大かどうかを監視しています。で、月の支出が多い時は原因を調べて戒めるようにする、という感じでしょうか?これも、我が家の家計簿の目的が、支出の総額を把握して投資資金の多寡を把握するためであり、細かい明細の管理ではないためです。
大事なのは、支出が増加傾向になったときに、生活を改善できるかどうかですね。
この方法のメリットとデメリットですが、メリットは、
- 月末のみの30分位と手間が少ないので、続けることができる。
- 毎日の記述は、VISAカードがやってくれているので手間がない。
- ほとんどの支出をカード経由にしているので、VISAカードのポイントが貯まりかなりの還元がある。
デメリットは、
- 経費の詳細がわからない。例えば食費がいくら、教育費がいくらとか。特に銀行からの出金は、1万年単位くらいでしか分からないので、過大なときは別途メモるなり、奥さんに聞くなりする。
となります。
なお、この方法の実現のための条件ですが、
- 家族ぐるみで、カードで決済できるものは必ずカードを通す。たとえ40円でもカードを使います。
- 銀行もインターネットバンキングを積極的に利用する。
良し悪しはありますが、簡易的なこの方法を私は気に入っています。
関連記事:
- 家計簿のすすめ1 お家の資産を計算してみよう 準備編 --家計の貸借対照表(BS)に馴染む;家計の「ストック」
- 家計簿のすすめ2 お家の資産を計算してみよう 実践編 その1(資産) --家計の貸借対照表(BS)を作ってみると分かる5つの戦略・戦術
- 家計簿のすすめ3 お家の資産を計算してみよう 実践編 その2(負債) --家計の貸借対照表(BS)を作ってみると分かる5つの戦略・戦術
- 家計簿のすすめ4 お家の資産を計算してみよう 実践編 その3(純資産) --家計の貸借対照表(BS)を作ってみると分かる5つの戦略・戦術
- 家計簿のすすめ5 お家の資産を計算してみよう 分析編 --我が家の貸借対照表(BS)はどう推移した?見える化すると分かる家計の事実
- 家計簿のすすめ6 資産配分編 --アセットアロケーションの見える化の効果
- 家計簿のすすめ7 お家のお金の流れを把握しよう 準備編--キャッシュフローに馴染む;目的の確定、そもそも貴方は何がしたいのですか?
- 家計簿のすすめ8 お家のお金の流れを把握しよう 実践編 --我が家の家計簿はVISAカード明細
- 私が利用している「証券会社」一覧 --証券会社選択で悩まれている方への選び方のポイント
- 家のローンを返さず、株式投資を進める方法? --ROA>負債利子率、さぁ財務レバレッジ
- NISAの具体的な活用法 --活用が難しい税制をうまく使い切る3つの戦術
この記事は参考になりましたか?
少しでも参考になればSNSでシェアしてもらうと嬉しいです。
↓ ↓ ↓
0 件のコメント:
コメントを投稿