ジョンソン・アンド・ジョンソンの2014年第4四半期の配当が出ました。この企業は皆さんご存知の日用品提供企業です。
52年間増配を継続している会社で、安定的で株主を重視しています。
私は、投資戦略上、年齢も上がってきたので、一昨年からポートフォリオの組み直しを進めていて、安定的で高配当の米国企業を積極的に組み入れています。ジョンソン・アンド・ジョンソンはその一環で購入した会社となります。
この戦略はNISAを利用した非課税枠を最大限利用することによってさらに効果も出ますので、うまく税制を利用しています。
さてさて、今回はJJの財務状況を見ていきましょう。
まずは、収益性。売上は少しずつ挙げています。右側の軸は0から取っていないので総収入が激増しているように見えていますが、少しずつの増加です。10%弱の増加率ですね。日用品を扱っているのですが、粗利が高いのがいいですね。
費用は、ボリューム面では横ばい。率は、原価、販管費とも微減です。大きい会社なので少しでも下がっているのはいい傾向です。
研究開発は10%程度。多い印象です。将来の利益のための投資費用ですから重要ですね。
在庫は、ボリューム面で少しずつ増加していますが、売上も増えているので、棚卸資産の割合は減っています。いいでしょう。
インタレスト・カバレッジ・レシオは、営業利益が上がっているのでカバー率が良くなっています。負債の支払利息が微々たるもんですので、全く心配なしです。
次に資金繰り。全く問題なしヽ(^o^)丿
たくさんのキャッシュ持ちですね。
長期資金も、安定的に事業が回っているので全く心配ありません。
配当性向はやや下がり気味。配当性向は利益が増えれば当然に下がりますので、結果的に下がっているだけです。増配していますから、絶対値は増加。
財務レバレッジはほとんど横ばいで、資本構成は動いていないです。増益に準じてROEも増えていますね。
キャッシュフローの推移は安定的ですが、2014年度に投資が増えていますね。
株式投資はこういうディフェンシブな銘柄でベースを作っておくのが大事なんだよなー。ヽ(^o^)丿
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