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今回は、将来購入したい会社である3M Companyの財務状況を見てみます。
当企業は文房具で有名ですが、その他にも電気機器、医療など幅広く事業展開しており、多角化してています。
ちなみに3M Companyの名前の由来ですが、もともとの会社名のMinnesota Mining & Manufacturing Co.から来ています。
この会社は、常にイノベーションを生み出していることで有名ですが、それを支えているのが独特な企業文化にあります↓。
「3M、1世紀にわたり強さ維持の秘密 「革新」を経営指標にする独特な社内制度」
15パーセント・ルールはけっこう有名ですよね。職員の時間の15%を本業以外に使って良いというルールです。こんなところから事業革新が起きているのですね。
次に業績です。
EPSは、リーマンショックで一度落ち込みましたが、そのあとは成長を続けています。
EPSの成長を踏まえて、株価も順調に上がっています。当企業は世界的に展開している企業で、業態的にも好不調の波が少ないですから、安心して資金を預けることができると思います。
3期の売上と利益ですが、非常に安定していますね。
ROEは上昇していますね。要因は、自己資本が減少しているからです。
費用面を見てみましょう。高いレベルで非常に安定していますね。また、イノベーションの会社でもあるだけあって、R&D費率も高いです。
在庫の比率は微妙に改善。
効率性も改善を示していますし、安定していますね。
債務の利息はもう見る必要もないくらいですね。40,50倍でカバーされています。
次に短期資金。2015期は悪化していますが、問題ない状況です。少し短期の負債を増やしています。
長期の負債は少しずつ増えているようです。
配当性向は上がっています。2015期は利益を少し下げたからですね。
この記事のまとめ:
世界的多角化企業の3M Company (MMM) 。
利益成長は安定的。
財務状況も非常に固い会社。
研究開発費は5%と継続的に投入。
株価が下げた時に継続的に購入したい銘柄である。
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