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下記ブログで↓、株式投資とギャンブルの違いについて、サラッと言及されています。
「カジノを合法化してパチンコに課税せよ 日本は世界最大の「脱法ギャンブル大国」」
株式投資とギャンブルの違いについてですが、一方はプラスサムゲーム、一方はゼロサムゲームということができると思います。
皆さんゼロサムゲームという言葉は聞いたことがあると思いますが、サム(=足し算)をするとトータルでプラマイゼロになるものがゼロサムゲームです。このゲームでは勝っているいる誰かがいる場合、必ずその分負けている人がいる状況となります。
FX投資やギャンブルはゼロサムゲームですので、誰かを負かさなけれれば勝つことができません。
さらに、ギャンブルの中でも公営ギャンブルにおいては、収益の一部を学校や病院を建てたりすることに回しますので、もうほとんど寄付をしている状態で、マイナスサムゲームと言っても良いでしょう。こういうゲームで勝とうなどということは非現実的なことなのです。
一方、株式投資などは、プラスサムゲームです。こちらは、会社が「成長」していれば、誰一人負けてなくても利益を出している状況が作れます。
このように、現在、地球上の経済の前提となっている資本主義では、「成長」を前提としているので、その会社、つまり資本に参加することは非常に有利な状況であると思います。
皆さんのほとんどがサラリーマンで、労働者(従業員)として労働に対する対価をもらうことで生計を立てていると思いますが、もし可能であるなら、少しだけ勉強して資本家側に立つ方が有利でしょう。「労働」というものは、保存が効かない、労働者には休息が必要などという特色があって、時間や体力に縛られてしまいます。非常に不利な商品なわけですね。
資本を使った益である配当所得やキャピタルゲインは、その労働者が紡ぎ出した利益のわきまえを貰っていることになります。上述の通り、労働者には時間的体力的な制約がありますが、資本家の方は資本をリスクに晒すだけの制約だけです。
資本家側に立つことで、
- 不労所得というもう一つの所得源を得られる
- 不労所得は、自分の労働力や時間を使わないため、効率的である
- プラスサムという有利なゲームに乗ることができる
など、有利なオプションを得ることが可能です。
これらの、世の中の道理を踏まえて、投資先を決めていくのが良いでしょう。
この記事のまとめ:
- 労働は、益を得るためには非常に不利な手段である
- 資本主義は成長が前提の仕組みである
- 資本家の側に回ることで幾つかの有利なオプションを得られる
- 自分の資金を不利なところにおかないようにしよう
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