手術ロボットと呼ばれるその器具は、手術医が遠隔で機械を操作します。
製品のブランド名は「ダ・ヴィンチ外科手術システム」。設備とその運用は下記の図のようなものになります。
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■インテュイティヴ・サージカルってどんな会社?
手術台には、機械(手術ロボット)が置かれ、人への直接的な関与は機械が行います。機械の操作は、手術医が遠隔でモニターを見ながら行います。
■財務状況、今回はキャッシュフローを見てみましょう
ではまずは、2012-2016までの5期分のキャッシュフローをウォーターフォールチャートで見てみましょう。
結果として、1期目と4,5期目はキャッシュの使い方が似ていますね。稼いだ営業キャッシュを投資に振り向けています。
2012期はほとんどが投資に振り向けられています。この業界ではほぼ独占状態でしたので、大きなキャッシュをうまく将来のために振り向けています。
この年のお金の使い方は、株式の購入。この年から、販売代理店の権利を買い取る方針になっていますので、これが効いていると思いますが、詳しくは調べきれませんでした。
2014期も同じ傾向ですね。
2015期は、再び投資にお金を振り向けています。
2016期も同様。とりわけ投資の額が大きいですね。
全体的には、2014期のみ全体のキャッシュフローがマイナスとなっています。それ以外はプラスのキャッシュフローとなっています。構造的に、本業の営業キャッシュを生み出す力は素晴らしいですし、それを主に投資に振り分けている事業展開が見て取れると思います。
違う観点では。
本業のキャッシュ(営業キャッシュフロー)の傾向は少しずつ成長中という感じですね。
それをベースに、戦略的にお金を使っているようです。
では、このお金の使い方の要諦を見ていきましょう!
上記のCSパターンを参考にすると。
2012、2015、2016期が「+」「-」「+」 → 優良企業パターンですね
2013、2014期が「+」「+」「-」 → 財務体質の強化です。
CSへの表現が、経営者の思いと合っているかは別ですが、この会社はお金の使い方はとても特徴的で、会社の意思を感じます。
投資可能性があるかどうかは、また後日、さらなる財務諸表の分析をします。
この記事のまとめ:
- インテュイティヴ・サージカルはロボットを使った手術業界では最大手
- キャッシュフローは安定的
- 2012、2015、2016期は優良企業パターン
- 2013、2014期は財務体質の強化
- 意図を持ったキャッシュの使い方としていると思われる
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