皆さんは、どんな投資法になっていますか?
私は、3年前のブログ記事、
「投資法の変遷 --失敗から学ぶ投資方法、短期・中期・長期?、テクニカル・ファンダメンタルズ?」でも書きましたが、自分自身こんな投資法の変遷を経ています。
①黎明期、初心者の頃
②純粋割安株投資の頃
③成長株投資の頃
④成長株を割安に購入しようとする試みの頃
⑤配当利回りも重視し始めた頃
で、今は歳も取ってきたので、年金的に⑥インデックス投資も織り交ぜています。
①の頃は、そもそも自分の頭で考えない投資家で、雑誌を見て銘柄を決めるなどという今から見れば死刑に値するような(笑)投資法でした。
②になるとベンジャミン・グレアムの本に感化され、PERやその他の割安指標オンリーの投資法になってきます。
③ではフィリップ・A. フィッシャーなどに感化され、成長株投資をやり始めます。この頃になると、初期の頃から付き合ってきているウォーレン・バフェットはただの割安株投資ではないことに気づきます。
④になると、暴落時に安く買ったり、成長株が低迷しているときに買うことを、畏れ多いながらも考えます。ジョエル・グリーンブラットなどはいかがでしょう!
⑤になると、株式投資の違った意味の醍醐味、割安指標でもある配当に興味が出てきます。ただ、配当が二重課税であることにもうんざりしてきます。
この間にも、当然にバートン・G. マルキールに感化され、インデックス投資も検討し始めます。で、(私の場合は)歳を取ってくると、超長期的に資産を増やそうと思いインデックス投資の重みを増やしていきます。
この間、私は15年ほどの時間がかかっていますが、なかなか成長しないし、投資成績も上がらないな~という感じです。いろいろな方法がありますし目移りすることもありますが、少しずつでも自分の方法を確立できればいいですね。
ただ、投資は時間を掛けて資産を増やしていく行為です。
無理ないところで楽しく利回りを取っていきたいですね。
ワタクシゴトですが、2018年5月に本を出版しました。
「株は「ゲリラ豪雨」で買い、「平均気温」で儲ける!」
amzn.to/2G1VtGw
ビジネス社さんより出していただきました。
この記事のまとめ:
- 投資法は人により千差万別
- 無理をせず自分なりの投資法を確立しよう!
- 米国市場の平均PER --米国株はいま買いどきか?
- 米国株式市場のPER(2005年からの10年間) --ここ10年のNY市場の割安性はいかがか?
- 株式市場のPER --現在の市場は割安か?日経225、NYダウ、ナスダック指数、ハンセン指数、上海総合指数
- 上がる株ほどよく上がる、という株式投資のカラクリ --やってみるとよく分かる3つの法則
- 投資法の変遷 --失敗から学ぶ投資方法、短期・中期・長期?、テクニカル・ファンダメンタルズ?
- テクニカル投資法について --人間のパターン認識と心理で間違いを起こす3つの理由
- NISAの具体的な活用法 --活用が難しい税制をうまく使い切る3つの戦術
- 「株で富を築くバフェットの法則最新版 不透明なマーケットで40年以上勝ち続ける投資法」 読了 --Warrenの苦悩と凄さがリアルに分かる本
- 情報の非対称性を利用する方法 --福島瑞穂的フリーライド(タダ飯喰い)を見つけて、逆の投資法を考えてみる
- 米国市場の歴史から見る物価上昇と株価の関係 --インフレに強い資産を持つには
- 「勝ち抜け! サバイバル投資術」 読了 --ピンチを乗り切り資産10倍を目指す方法
- TPPとその価値、反対派の感情を考える --開国をするとメリットが享受できるのだが、なぜ人はそれを拒否するのか?
- ロシア売り、暴落の事例検証 --戦争等の不確実性が上がることによる資金の引き上げ
- アルゼンチンのデフォルトの検証 --国的にダメな時もあるが、投資すべきか?
- 白元倒産の経緯 --倒産に至るまでの3つのポイント、無理な事業はどこから歯車が狂うのだろう?
- 石油や金、つまり商品への投資について --投資すべき対象となりうるか?金利を産まないコモディティ投資について
- 「大暴落 1929」 読了 --暗黒の木曜日の歴史的書籍。淡々と記述される阿鼻叫喚の当時の様子
- 「国債の歴史―金利に凝縮された過去と未来」再読 --400年に渡る国債の歴史から読み取る日本の現状
- 書籍のご紹介 --投資、経済、ビジネスの本 -経済学基礎から偉大な投資家まで
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